2010年10月22日
基金訓練で講師を日々担当。
最近は私が基金訓練の講師を担当させてもらっています。
基本的なOA研修(ワード、エクセル、パワーポイント)を終え、
コミュニケーション研修や、企画書作成研修、採用面接対策、
応募書類作成講座等を経て、現在は、お客様の要望を
いかに聞き出し、いかに解決策を考え、その考えを
「提案書」に落とし込むのかという技法について進めています。
お客様との対話の中から、問題を発見する方法として、
たとえば本日行ったのは、「ブレインストーミング」と「KJ法」を
使った、問題の本質へのアプローチです。
だいたいの問題はお客様が話す言葉ではわかりません。
そこから一歩踏み込んで、問題の本質を探さねばなりません。
そうでないなら、表面的な薄っぺらい提案に終わってしまい、
お客様に提案を受け入れてもらえないか、受け入れてもらっても
結果としてお客様に満足いただけることはありません。
プロ野球で言うなら、ピッチャーがフォークの投げ方を教えて欲しい
といってきてそのままフォークの投げ方を教えるのではなく、
ピッチャーが本当に知りたいこと(=バッターに勝つこと)を探らねば
なりません。そのためには、バッターの心理状態を探り、
プレッシャーにいかに打ち勝つのかという方法を教えた方が、
根本的に解決するでしょうし、日々の練習の仕方やピッチャーが持つべき
心構えを教えた方が、そのピッチャーは活躍するはずです。
お客様は顕在的ニーズを解決したいのではなく、お客様自身でも
気付いていない潜在的ニーズを解決することを望んで入るのです。
本日はそうした問題の本質をいかに見つけるのかと言うことを講義と
実践を通じて受講生の方に学んでいただきました。
問題解決の思考方法、思考プロセスをひとつひとつ丁寧に行い、
それを繰り返すことで、きっとそうした知識が定着し、能力になっていきます。
あと残り少ない第一期目の基金訓練校ですが、全力でスキル向上と
就職支援に取り組んで行きたいと思います。
11月22日から開始する第2期の基金訓練も
申込期限の11月1日(月)に少しずつ迫ってきています。
確実に実施はしますので、ぜひお申込くださいませ。
情熱を胸に
Posted by 藤井哲也 at 21:14│Comments(0)
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