2021年01月25日

就職氷河期世代採用のメリットとは!?(滋賀経済NOW)


過日、BBC(びわ湖放送)のニュース番組「滋賀経済NOW」にゲスト出演させて戴き、就職氷河期世代の支援に関して、解説とコメントをさせて頂きました。もしよければ本編をご覧ください!




氷河期世代採用のメリットは大きく分けて3つあります。

1. 人材不足の解消
2. 若手とベテランとの橋渡し役として組織の活性化
3. 多様な経験を積んできた人材の活用による多様性の創出

ニュース番組で、上記メリットに関して概要的なことを話させて戴きました。


藤井哲也  


Posted by 藤井哲也 at 20:43Comments(0)就職氷河期世代活躍

2021年01月06日

本年もよろしくお願い申し上げます(2021年新春)



新年あけましておめでとうございます!
旧年中はひとからならぬご厚情を賜りまして、誠にありがとうございました。
本年も変わらずご厚誼のほどお願い申し上げます。

パブリックXを昨年4月1日に立ち上げてから、間もなくコロナウイルス蔓延による
緊急事態宣言の状況となり、事業活動でも多大な影響がありました。
主に行政向けの事業を展開していることから、年間を通じた売り上げに与える
影響という点では軽微でありましたが、昨年の前半はほぼ行政が動けず、
スケジュールが後半に詰まって、予定していた通りの進捗が描くことが難しかったように思います。
そのため、しわ寄せが年度後半のこの時期に一気にきており、すべての案件が、
年度末の納品に向けて一斉に動いており、品質管理の点から、年末は心身ともに厳しい状態と
なっておりました。

年が明けてようやくひと段落した感がありますが、コロナウイルスの再拡大により、
今年4月以降の動きもなかなか見通せず、事業に心配の種は残りますが、
引き続き、今年もパブリックXが掲げている理念に従い、
官民共創による雇用創造をめざし鋭意取り組んでまいります。

今年のテーマは、『共に奮う』という言葉にいたしました。

春先にひとつ、久しぶりの新規事業も立ち上げていく予定となっており、
また引き続いて就職氷河期世代に向けた就労支援にも携わっていきます。
そうした中で、かかわる皆さんとともに力を合わせて、頑張って取り組みたいという思いを
強くしています。

「奮う」という字は、よく調べてみると、「田」から「とり(隹)」が飛び立つ様子からできたそうです。
まさに、自分にとってはぴったりの一字。
今年はこれまでの経験を糧に、飛び立つ一年にしたいと考えています。


京都信用金庫クエスチョン3階
1月から自宅近くにオフィスを借り、そちらで仕事を進めることとしました。
京都信用金庫さんが京都市役所前で運営される「QUESTION(クエスチョン)」という施設です。
1時間以内ならゲストの方も打ち合わせ等で入館できるそうです。
お打ち合わせがありましたら、ぜひこちらでさせて頂けましたら幸いです。




藤井 哲也
  


Posted by 藤井哲也 at 16:18Comments(1)情熱(私の思い)

2020年12月20日

雑誌「AERA」に就職氷河期世代支援に関するコメントを掲載して頂きました。



12月14日に発売された朝日新聞出版の雑誌「AERA(アエラ)」に、就職氷河期世代の活躍支援について、僭越ながらコメントを掲載して頂きました。朝日新聞さんは、就職氷河期世代のことを、「ロストジェネレーション」と呼び、失われた10年または20年の間に、社会に出た人たちのことを、これまで継続的に取り上げてこられました。






私のコメントは、
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企業側の採用意欲を促す取り組みを続ける動きもある。
11月12日に滋賀県主催で行われた企業向けのオンラインセミナー。講師を務めたのは、元大津市議で、現在は氷河期世代の支援を行うパブリックX社長の藤井哲也さん(42)だ。
この日、福祉や電気設備、警備などの業界から8社の担当者が参加した。セミナーで藤井さんは、こう訴えた。
「非正規の期間が長くても、就業支援機関などで基本的なビジネスマナーやコミュニケーション能力を身につけている人もいます。苦労も含めて多様な経験がある。企業の多様性を考えたうえでも採用にメリットはあります」
ロスジェネの支援には、採用側への働きかけが重要だと考えている。旗を振る国側の働きかけには期待しているものの、まだまだ「不十分」と感じているという。
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といものです。
約30分ほど、記者の方とお話をさせて頂き、私の思いを簡潔にうまくまとめていただいたと思っています。

就職氷河期世代支援で大きな課題は、採用機運の醸成だと感じています。
「卵が先か鶏が先か」の議論になり、本質的には、求職者の支援と企業側の支援の両方とも進めていくことが求められますが、私としてはどちらかといえば、企業側の機運醸成の重要性が高いと考えています。

このほか、いくつかの雑誌からも、オンラインインタビューを頂いており、記事を掲載して頂く予定です。
神奈川県や滋賀県のみならず、東京での企業向けセミナーにも登壇させて頂くことになっており、微力ですが、就職氷河期世代の採用機運を高めていくべく、氷河期世代の採用メリットや、採用活動におけるポイントについて、広く周知啓発に努めていきたいと思います。

もし自治体や労働局から登壇のご相談や、メディアからの寄稿・インタビューのお話がございましたら、積極的に引き受けていきたく思っておりますので、ご相談ください。
連絡先は、tetsuyafujii@public-x.jp です。
何卒、宜しくお願いします。

藤井哲也






  


Posted by 藤井哲也 at 16:26Comments(0)就職氷河期世代活躍

2020年12月06日

地方自治体において、就職氷河期世代活躍支援ですべきこと!


滋賀県の就職氷河期世代支援に関する取り組みで、第1回目のマッチングイベントが先日、開催できました。
私もこの取り組みに中心的に取り組ませて頂いており、なんとか無事にイベントが開催できて大変良かったと思います。
おかげさまで、氷河期世代当事者の皆さんのご評価、そして協力してくださった企業様のご評価ともに高く、2回目のイベントの開催に向けて、改善しながら、より良いイベントにしていきたいと考えています。
今回参加していただいた方には、なんとか正社員や安定的な仕事につき、生活基盤を確立していただけるように、引き続き、サポートに努めていきたいと思っています。

さて。いくつかの自治体の就職氷河期世代支援野の取り組みに関わらせて頂き、現時点における地方自治体においての課題、そして求められる動きについて見えてきた部分がありますので、自分なりの見解を少しまとめていきたいと思っております。

1点目は、対象者(就職氷河期世代で支援を求める人)が埋もれてしまっていることです。
2点目は、企業の採用モチベーションが低いことです。
そして3点目は、企業や社会が求めるスキル水準と、非正規経験が長い方の有するスキル水準との間にある壁をどう解決するかという問題です。

自治体にとっては、もちろんお金さえあれば、無制限に取り組めると思いますので、経費・財源の問題はあると思いますが、就職氷河期世代活躍支援の加速化交付金も準備されているので、今回は上記3点について、まとめていきたいと考えています。(次の記事から)


藤井哲也

  

2020年11月27日

神奈川県ウェブサイトに就職氷河期世代支援に関する寄稿コラムを掲載して頂きました!



神奈川県の就職氷河期世代支援に関して、これまで2回セミナー講師をオンラインで務めさせて頂いてきました。
おかげさまで好評を頂戴したようで、追加で2回(12月と来年1月)にも、登壇のオーダーを頂戴いたしました。

就職氷河期世代支援で重要な視点は、もちろん就職氷河期世代当事者のがんばりという面もありますが、もう一方では企業・事業所側のマイナスイメージの払しょくという面も重要です。

就職氷河期世代というネーミングそのものがマイナスの印象を与えるものとなっていますが(なんて寒そうな名前なんだ!)、実際には、才能を秘めた方が多くいます。私も滋賀県の就職氷河期世代支援の現場で、働かせて頂いており、それを痛切に実感しているところです。ただ、本人たちは、なぜか自己肯定感が低い方も多く、経歴や能力、ポテンシャルをうまく表現できず、自分を低評価してしまっています。実際、多くの企業では、職務経歴書を見て、面談設定もなし、または面談しても採用まで至らないことが多く、そうしたことをこれまで何度も何度も経験してきた、当事者たちは、自分たちを卑下してしまう気持ちも十分に分かります。

実際、氷河期世代といっても、千人いれば千人違うわけで、やる気もない人もいれば、とても一般就労に耐えられないという方もいるのも実感ですが、そうではなくて、ほとんどの方が、なんらかの得意なことを持っており、就労意欲自体はもっており、また実際に活躍できるポテンシャルを持っておられる方も見受けることができます。

そうした人材をいかに採用することができるか。その支援に当たって、求職者支援と同様に、企業が持っている固定観念を打破することも大変重要なポイントだと思います。そうしたことをお伝えすることがセミナーなどでできれば、大変ありがたいなと考えており、できるだけポジティブに氷河期世代のことを考えて頂けるようにお話をさせて頂いております。

今回、神奈川県のお取組の中で、コラム寄稿の機会も賜り、神奈川県のウェブサイトに記事を掲載して頂きました。
恐縮するばかりです。
「かながわ正社員就職プロジェクト」ウェブサイト

これまで時事通信社発行の紙面や、パブラボやYahoo!!ニュース、アゴラなどのWEB媒体でも、寄稿記事を掲載して頂きましたが、今回は行政のウェブサイトということで、若干、内容は堅めとなっております。しかし、内容については思いを十分に込めさせていただき、上にも書いたように、できるだけ神奈川県内の企業・事業所さんが、就職氷河期世代の採用に前向きになって頂けるように記載をさせて頂きました。
もしよければ、ぜひご覧くださいましたら幸いです。

滋賀県でも現在、就職氷河期世代支援について、面白いプロジェクトに取り組まさせて頂いております。
あらためて本ブログでもご報告していきたいと思います。

              
藤井哲也





  


Posted by 藤井哲也 at 11:56Comments(0)就職氷河期世代活躍