おはようございます藤井です。
私ごとになりますが、先日は嫁さんとサントリービール工場(長岡京)に行ってきました。
1時間ほどで見学は終わるのですが、例のインフルエンザでずっと
休館されていたそうで、久しぶりに開館されていました。
サントリーはプレミアムモルツのこだわりについてその原料(アロマホップと
通常のホップとの違いなど)から、その製法や検査体制まで知ることが出来、
有意義でありました。
こうした無料の工場見学会は、アサヒビールさんでもやっておられますし、
サントリーの山崎蒸留所でもやっておられます。池田市の方では、
日清製粉がラーメン博物館の見学会もされています。こうした企画は
やはりロイヤルカスタマーづくりや顧客の囲い込み(リテンション)が目的で
されているのでしょう。
顧客リテンションの場合もそうですが、単純に満足させるだけではだめで、
物語を知り、そこに興味関心を持たせ、共感から愛着にいたらせることが
必要になります。工場見学はそうしたものをすべて演出することが出来る
空間です。
ひるがえってやはり従業員リテンションにおいても同様で、満足させるのではなく、
共有体験を持ち、パッと見栄えのいい人事施策をとって終わるのではなく、
その会社のことが好きになるようにそこにいたるプロセスを知らせ、経営者の
考え方や仕事を通じて得たもの、仕事を通じて創ってきたモノ、そうしたものを
従業員が見知り、愛着を抱くところから生まれてくるのでしょう。
これは情緒的コミットメントの醸成そのものです。
そうした組織のことばかり考えていてもどうかと思うので、
試飲では制限の3杯まで頂きました。
1杯目は「プレミアムモルツ」、2杯目は「モルツ」、3杯目は「プレミアム」。
プレミアムモルツとモルツは明確に味が異なりました。
プレミアムモルツはうまいですね。
情熱を胸に