偽(にせ)

藤井哲也

2007年12月27日 01:26

ふと思ったのですが、今年の一文字は「偽」になったそうですね。

毎年毎年一文字で言い表すのはたいへんだと思うのですが、

毎年なるほどと思ってしまいます。


「偽」 分解すれば「人」と「為」なんですね。

なるほど・・・。

嘘というものは「人為的」なものであり、自然そのもの、

摂理には嘘はないつまり、真であるということともとれます。


逆に考えれば「人為的」なものはすべて偽であるとも

捉えられ、現在私が書いているこのブログさえも実は

偽だったりします。


人が仲介するものは多くあるのですが、ビジネスも人が

介在することによって付加価値が生じて、利益が生じるという

仕組みになっているはずです。単なる需給関係だけでは

商品売買は成立しませんし、売買するという行為自体が

人が介在するということとなります。



よくよく考えれば「偽」とは何なのか?

偽装とはよく言いますが、実はそれは偽者の中の偽者であって

世の中には本当に偽が多いように思います。

私も当然その一人なのですが、それはそれでいいのかもしれません。


特別落ちがあるわけではないのですが、思ったことをふと書いてみました。

                          情熱を胸に

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