秋葉原の事件で私が感じたこと

藤井哲也

2008年06月14日 18:33



先日、秋葉原で凄惨な事件が発生しました。

私もこの事件について非常に関心を寄せてきたのですが、

他人のせいにして あまりにも身勝手である行為と思いました。



普段 離職対策や若年層のキャリア教育事業をしている中で

こうした現象をどのように思うのかですが、青森の片田舎から

でてきて、毎日同じような仕事、生活をし続け、将来の希望も

もてない状況の中、このままいっても何も面白いことがなく

“うっぷんをはらしたい”、“なにかやって過去の目立っていた

自分に戻りたい”という気持ちから狂気に走ったと思います。



格差社会が到来してきているように思います。

若者が希望が持てる社会、イキイキとして働くことができる社会作りが

当社パシオの経営理念ですが、こうしたことに対してなにもできない

ことは非常にストレスです。なにかできないでしょうか?


いまパシオがやろうとしていることは、早期離職を減らして

若手社員が継続的に能力やスキルを伸ばしていけるような環境を

創っていくことです。早期離職が続くことにより、その人材の価値は

低下し、信用力も大きく損なわれてしまいます。早期離職を減らす

ことは私が長くこうした問題について考えてきて、たどり着いた

一つの社会に貢献できる事業です。


当然ながら、現在、精神的に追い込まれている人に対する支援も

必要だと思いますが、セーフティネットをひき、まずはそうならないよう

な社会作りに私、そしてパシオが取り組めればと思っていますし、

リテンションを広めることが現在の私の使命だと思います。



二度とこうした事件がおきないように、これから就職する人が

早期離職してしまわないように、会社作り、社会への働きかけ、

そして若年層自身への早期離職が悪という考え方を伝えていければと

思っています。

イキイキと人生を通して生きていくためには絶対に、20代前半には

手に職を、基礎的なビジネススキルを身につけておかねばならないと

思います。


早くやらなければ!

                              情熱を胸に





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