経済の行く先とリテンションマネジメント

藤井哲也

2008年10月14日 23:50

経済が混乱しているように報道されている。

こうなることはすでに1年前のブログにも書いているように

わかっていたことだ。私の予想ではさらに景気は悪くなると

思う。これからの5年、10年とアメリカ経済は低調と

なるだろうし、輸出産業で生きている日本経済に与える

影響は多大なものがあると思う。


雇用問題に目を向ければ、これまで以上に厳選志向が

高まっていくことが目に見えている。大手企業には

やはり多くの応募者が出てくるだろうが、その中で

人件費をかけてでも選別する必要性が生まれてくる。


ミスマッチによる早期離職は減るかもしれないが、

弊社があたらしく開発している商品のように

採用時の見極めを支援するツールの価値はこれまで

以上に高まってくるだろう。そして中小企業に目を

向ければこれまででよりかは採用しやすい環境が

続くことが予想される。しかし前提としては優秀な

若手社員をひきつけるようなサービス、社風、

ビジョン、商品、経営者がいるかどうかがポイント

であり、さらにこれから来る不景気の中でも

新たな人材を採用できるだけの財務基盤が求められる。


いずれにせよ、優秀な社員を厳選して採用する

傾向は強まっていくだろう。そしてリテンションマネジメントの

重要性、必要性も顕在化してくるだろう。



リテンションマネジメントは採用した人すべてを定着させる

ことではないのはこれまで述べてきたとおりだが、優秀な

幹部候補社員や専門職社員の離職をマネジメントすることが

リテンションマネジメントであるからには、不景気な時代にこそ

その有用性は認識されることになるだろう。



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                           情熱を胸に



   

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