競合他社に訪問

藤井哲也

2008年10月23日 21:36


数日間、東京に出張する機会がありました。

東京には毎度、多くのお客様からのお問い合わせを頂きますので

そうしたお客様にできる限り多く実際にお会いして、状況をうかがい、

弊社で役に立てることがあるようでしたら提案ステージに移らせて

いただくようにしています。


先日というか、最近は実は競合他社からの問い合わせが非常に

増えてきています。基本的には受け付けないようにしていますが、

人材業界のガリバーであるある会社の人事組織コンサルティング部門から

お問い合わせをいただき、たまたまそのとき近くにいましたので、訪問

させていただきました。最近建てられたビルのようで非常に目新しく

すばらしい立地に驚きました。


出てこられた部長の方と1時間程度お話ししましたが、その会社も

10月からリテンションに関する事業に取組みを始めてきていると

仰っておられました。私としては市場が大きくなって弊社のビジネスフィールド

も広がってくるので歓迎なのですが、それにしてもガリバーである

その会社が、非常に小さいリテンションの市場を狙っているとは面白いです。



いろいろと質問をしたのですが、最後まで何のために早期離職予防に

取り組みたいのかということは出てきませんでした。当然利益確保や

新規事業開始のためということもあると思うのですが、やはり事業には

理念が必要です。事業を通して社会貢献や何かしらの社会的なメリットを

提示できなければ、話題となっている実態のない金融事業と同じでは

ないかと思います。良くわからないまま、情報交換だけして終わりましたが

あるルートから聞くところによるとトップセールスマンだった人とのことですが

全くそのようには見えませんでした。敢えて言うまでもありませんが、

やはりその会社は叩き潰さねばならないとあらためて感じた次第です。


                                 情熱を胸に





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