12月14日に発売された朝日新聞出版の雑誌「AERA(アエラ)」に、就職氷河期世代の活躍支援について、僭越ながらコメントを掲載して頂きました。朝日新聞さんは、就職氷河期世代のことを、「ロストジェネレーション」と呼び、失われた10年または20年の間に、社会に出た人たちのことを、これまで継続的に取り上げてこられました。
私のコメントは、
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企業側の採用意欲を促す取り組みを続ける動きもある。
11月12日に滋賀県主催で行われた企業向けのオンラインセミナー。講師を務めたのは、元大津市議で、現在は氷河期世代の支援を行うパブリックX社長の藤井哲也さん(42)だ。
この日、福祉や電気設備、警備などの業界から8社の担当者が参加した。セミナーで藤井さんは、こう訴えた。
「非正規の期間が長くても、就業支援機関などで基本的なビジネスマナーやコミュニケーション能力を身につけている人もいます。苦労も含めて多様な経験がある。企業の多様性を考えたうえでも採用にメリットはあります」
ロスジェネの支援には、採用側への働きかけが重要だと考えている。旗を振る国側の働きかけには期待しているものの、まだまだ「不十分」と感じているという。
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といものです。
約30分ほど、記者の方とお話をさせて頂き、私の思いを簡潔にうまくまとめていただいたと思っています。
就職氷河期世代支援で大きな課題は、採用機運の醸成だと感じています。
「卵が先か鶏が先か」の議論になり、本質的には、求職者の支援と企業側の支援の両方とも進めていくことが求められますが、私としてはどちらかといえば、企業側の機運醸成の重要性が高いと考えています。
このほか、いくつかの雑誌からも、オンラインインタビューを頂いており、記事を掲載して頂く予定です。
神奈川県や滋賀県のみならず、東京での企業向けセミナーにも登壇させて頂くことになっており、微力ですが、就職氷河期世代の採用機運を高めていくべく、氷河期世代の採用メリットや、採用活動におけるポイントについて、広く周知啓発に努めていきたいと思います。
もし自治体や労働局から登壇のご相談や、メディアからの寄稿・インタビューのお話がございましたら、積極的に引き受けていきたく思っておりますので、ご相談ください。
連絡先は、tetsuyafujii@public-x.jp です。
何卒、宜しくお願いします。
藤井哲也