2009年06月20日

京都市ベンチャービジネスクラブ第25回総会模様


17日に京都市のホテルオークラ京都にて、京都市ベンチャービジネスクラブの

第25回総会が催されました。


本ベンチャークラブでは恐れ多くも副代表という役割を頂いているのですが、

総会では事業報告の役目をおおせつかりました。



京都市ベンチャービジネスクラブ第25回総会模様

京都市ベンチャービジネスクラブ第25回総会模様



総会の後には、ファイテンの平田社長による講演を聞きまして、

非常に参考になる部分が多かったように思います。

5年ほど前までは「怪しい」ビジネスとして見られがちだったのにも

関わらず、死ぬ気で「お客様のために」商品開発をし、

最初は浦和レッズの小野選手にネックレスを買ってもらったところから

一気にブレイクし、その後は高橋尚子や、タイガースの金本、新井、

下柳と契約ができ、そしてついこの間、大リーグのオーセンティックライセンス

という契約を大リーグと結ぶまで、苦難を乗り越え、成長してきた

軌跡をお話いただきました。平田社長は、あの野村監督と同じ

峰山高校出身ということです。



特に印象に残ったのは、やってみる前に「それは無理」という社員からの

声が最近よく聞かれるようになってきたということです。創業期や成長期は

どんどんやっていこう、無理でもともと、とりあえずやってみはなれという精神

で事業をやっていかれると思うのですが、いつの間に組織には、「無理無理病」

が蔓延し、気づいた時には成長意欲やチャレンジ精神がない組織になって

しまう恐怖があるということで、最近も社員に対してまずはやってみてから

無理といってみろと叱った話です。チタンは物質的に水には溶けないということ

なのですが、平田社長がやってみれば溶けたということです。物理学上、無理な

ことでもまずは既成概念を取り外しやってみる、やってみてダメならそれも

仕方ないと思えると思うのですが、そうした気概を持つか持たないかが、

無理といってチャレンジしないベンチャーと、まずはやってみて新境地を開拓する

ベンチャーとの違いなのだと力説されていました。

確かにその通りだと思います。


まずはやってみろ!ということですね。


                             情熱を胸にICON179






Posted by 藤井哲也 at 07:10│Comments(0)情熱(私の思い)
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