2009年11月06日
自己分析について(5)
自己分析について
はじめに夢ありき。
自分の夢が入っていない自己分析はやめなければならない。
そろそろ「”良い会社”内定獲得活動」はやめなければならない。
自分の夢を持ち、たとえ遠回りになったとしても、現在の自分を
客観的に見つめて、地道にどういう人生プランでその夢に少しでも
近づけるようにするのかを考えていこうということだ。
富士山に登る人が常に考えていることは
「次の一歩をどこに踏み出すのか」ということである。
一つ一つの積み重ねが、富士山山頂への路につながっている。
単純に言うなら「ひとつひとつの行動を見直す」ことである。
自己分析においては
D (夢を明確にする)
S (現実の自分を知る)
T (差を明確にしてどうすれば夢に近づけるのかを考える)
P (そのための計画を練る)
D (計画を実行する)
C (実行結果を検証する)
A (次なる対策を練る)
という流れが重要である。
短い期間においては、計画はそれほど立てられない。
おおざっぱに計画を立てればそのあとは実行⇒検証⇒対策の
サイクルをまわし続けることである。
計画(夢への到達計画)は最初と就職活動が終わってからでは
大きく変わっているかもしれない。しかし変えてはいけないのは、
「夢」である。
しかし、もっと具体的に見るならば、計画の見直しも重要であるが
日々の行動の改善をしていかねば、妥協の連続になってしまう。
どうすれば就職活動中にちょっとでも計画通りに夢に近づける
活動をとることができるのか?
ひとつのフレームワークを紹介したい。

「小さいPDCAサイクル」と呼ぶものだ。
Problem Find (問題発見)
↓
Display (課題の見える化=数値化)
↓
Clear (課題解決の行動)
↓
Acknowledge (問題解決の確認)
就職活動の中で「自己分析」は常にやるべきものである。
最初にやって終わりではなく、自分の夢達成計画の実現のために
どうすればよいのかを常に考えて実行していくものである。
やりたいこと探しに没頭する人は、計画をたててからしか動けない
慎重肌という性格ではなく、単なる臆病者であり、実行に移せない
人である。まずは行動である。
行動の中で自分が分かり、改善点が明確になる。
そのサイクルそのものが自己分析の深化の過程そのものである。
上に取り上げたフレームワークで特に注意したいのが、
DISPLAY (課題の見える化=数値化)である。
どうすれば課題解決ができるのかを悩んでいても仕方がない。
課題ができたならばまずは具体的に数字目標を立てる。
「今週は○○社にエントリーを出す」
「今週は○○社に面接に絶対に行く」
「○○人のOBに会いに行く」
「自己分析のために大学で開催されるキャリア講座に全て出る」
そうした具体的な数字目標がなければ、何ができたのか、
できていないのかが明確にならない。そして自分に対する
甘えが生じてしまう。
その連続を行うことで、自分が分かり、夢との距離感がわかってくる。
距離感を縮めるためにどうすればよいのかが分かってくる。
自己分析に重要なのは、行動であると言える。
情熱を胸に

Posted by 藤井哲也 at 08:02│Comments(0)
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