2007年05月29日
責任のありか
本日、農相の松岡利勝衆議院議員が首吊り自殺をした。
ナントカ還元水では、日本国民から総ひんしゅくをかった。
300万円あったら、会社が一つ作れるのにもかかわらず、
実際にナントカ還元水を勝ったかどうかは別として、貴重な
税金をそうしたものに使うとは言語道断だと思った。
消費税が5%なので、300万円の税金は6000万円の消費に
相当する。年収500万円の人が12人いてようやく払える消費を
一人の議員の私利私欲のために使うのは問題ありだ。
とはいっても死人にくちなしなので、世間では早くも任命責任と
して安倍首相に槍先が向いてきている。
確かに任命責任としては安倍首相にあると思うが、あくまで
議院内閣制の日本国においては、主権者は国民である。
国民が選んだ政治家による汚職は国民に責任があると
いっても仕方がない。
先日、大阪発金沢行きのサンダーバード内で、強姦事件が
あったというニュースを見た。車内には40人程度の乗客が
いたということだが、気づきながら誰も助けようとはしなかった
らしい。
心理学的には多数の人がその場に存在すれば責任所在が
分散して一人当たりの責任量が軽減するということである。
援助行動に移らなかった理由はそのような全員が「誰かが
助けるだろう」という考えからであるが、もしも私がその場に
いたらどうだっただろうか。こればかりはなんともいえない。
話はぜんぜん飛ぶのですが、最近はホントに暑い日々が
続いています。本日の新聞に載っていたのですが、南極大陸
内陸部の氷が融解しているということを見ました。昨年、
南極では気温が平均よりも5度も高かったということで、
これも地球温暖化現象の始まりではないかといわれています。
誰もがこれは地球温暖化減少、石油資源の燃焼と、森林の
減少に原因があると感じていると思うのですが、やはり自国の
発展を優先して、「どこかの国がその補填をするだろう」という
気でいます。責任の分散がなされています。
もし(ありえないことですが)世界にひとつしか国がないとすれば
どうでしょうか。国家間の経済競争がなく、軍事的脅威もないため
誰もが全員の脅威となりうる相した問題に全力で取り組むような
気がします。これも実際にそうした場面になることはないと思うので
なんともいえませんが。
責任は誰かにあるというわけではなく、常に連鎖的に絡み合って、
自分に跳ね返ってきます。会社の責任も一緒だと思います。
松岡利勝農相は、ある意味自分の責任を自分でとったということで
男前なのかもしれませんが、そうすることであらたな責任問題が
生じてきます。
責任について考える一日でした。
情熱を胸に
ナントカ還元水では、日本国民から総ひんしゅくをかった。
300万円あったら、会社が一つ作れるのにもかかわらず、
実際にナントカ還元水を勝ったかどうかは別として、貴重な
税金をそうしたものに使うとは言語道断だと思った。
消費税が5%なので、300万円の税金は6000万円の消費に
相当する。年収500万円の人が12人いてようやく払える消費を
一人の議員の私利私欲のために使うのは問題ありだ。
とはいっても死人にくちなしなので、世間では早くも任命責任と
して安倍首相に槍先が向いてきている。
確かに任命責任としては安倍首相にあると思うが、あくまで
議院内閣制の日本国においては、主権者は国民である。
国民が選んだ政治家による汚職は国民に責任があると
いっても仕方がない。
先日、大阪発金沢行きのサンダーバード内で、強姦事件が
あったというニュースを見た。車内には40人程度の乗客が
いたということだが、気づきながら誰も助けようとはしなかった
らしい。
心理学的には多数の人がその場に存在すれば責任所在が
分散して一人当たりの責任量が軽減するということである。
援助行動に移らなかった理由はそのような全員が「誰かが
助けるだろう」という考えからであるが、もしも私がその場に
いたらどうだっただろうか。こればかりはなんともいえない。
話はぜんぜん飛ぶのですが、最近はホントに暑い日々が
続いています。本日の新聞に載っていたのですが、南極大陸
内陸部の氷が融解しているということを見ました。昨年、
南極では気温が平均よりも5度も高かったということで、
これも地球温暖化現象の始まりではないかといわれています。
誰もがこれは地球温暖化減少、石油資源の燃焼と、森林の
減少に原因があると感じていると思うのですが、やはり自国の
発展を優先して、「どこかの国がその補填をするだろう」という
気でいます。責任の分散がなされています。
もし(ありえないことですが)世界にひとつしか国がないとすれば
どうでしょうか。国家間の経済競争がなく、軍事的脅威もないため
誰もが全員の脅威となりうる相した問題に全力で取り組むような
気がします。これも実際にそうした場面になることはないと思うので
なんともいえませんが。
責任は誰かにあるというわけではなく、常に連鎖的に絡み合って、
自分に跳ね返ってきます。会社の責任も一緒だと思います。
松岡利勝農相は、ある意味自分の責任を自分でとったということで
男前なのかもしれませんが、そうすることであらたな責任問題が
生じてきます。
責任について考える一日でした。
情熱を胸に

Posted by 藤井哲也 at 00:09│Comments(0)
│情熱(私の思い)
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