2007年08月06日

1999年3月21日の日記(2)

調子が良くなったとは到底言うことはできない。

休憩所みたいなところがあり、そこで少し休ませてもうらことにする。

周りはバスで回られているツアー客ばかりであるので少し居心地が悪い

気がするがそんなことはかまっていられない。警官の方が心配して

声をかけてくださった。薬を下さるということなので警察署までパトカーに

乗せて連れて行ってもらうことになった。


警察署について薬を頂く。

そこで少々休む。お腹の調子がかなり悪い。昨日もこんな状態であった。

ここまでやたらに雨が多かったのでそのためであったろう。

警察署をでる。次は結願寺である、第八十八番大窪寺。


ここまでの道程はひたすらに長かった。

そしてここからの道のりも厳しいものになる。長尾寺からは延々と穴吹の

方に向かって登り道が続くことになる。

何箇所か遍路道と車道との選択肢があるのであるが、自分は一番

安全で距離もそれほど遠回りにならない中間のコースを取る。

登り道が多く、この体ではかなりきついものがあるが今日中に八十八番に

つかざるをえないので進まざるをえない。


歩き遍路の方が一人追い抜かしていった。


                              情熱を胸にICON179
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