2011年06月03日

リテンション(Retention)



長引く不景気のため、雇用環境は一向によくなる気配がありません。
指標だけ見てみても、少し改善に向かっていた求人倍率等も、
ここ1、2ヶ月で悪化しつつあります。

今年後半から景気回復の気配があるという分析もありますが、
基本、雇用は遅行指数なので、やはり景気回復から遅れること、
1~2年は雇用環境の改善は見られないでしょう。
新卒もですし、キャリア・中途の求人も厳しい状況は今後も続くはずです。

そういう中、企業にとっては、少数精鋭で獲得した、若手優秀人材を
いかに育て、いかに退職させずに、戦力にしていくのかが求められます。


先に情報が流れておりましたが、この4月に入社した新人のうち、
半数以上がすでに辞めたいという意識を持っているとのことです。

昔みたいに定員よりも少し多めに採用している時代は、3年で3割くらい
辞められても問題なかったのかもしれませんが、いまのようにカツカツの
状況の中採用しているときに、3年で半分や3割辞められてしまうと、
正直困った事態になります。

かといって、やる気がなく、パフォーマンスを発揮しない若手社員に
居座られても、お金だけ食い、その会社にとってプラスになる事はありません。

リテンション&モチベーションアップというのが本当にこれからは求められます。
(リテンションとモチベーションアップは全く異なる概念です。念のため)



人材の定着&モチベーションアップでお困りの企業様がおられましたら、
ぜひとも一度ご相談くださいませ。

                                   情熱を胸にICON179






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