2011年07月19日

イノベーション!



言わずと知れた言葉「イノベーション」。innovation!

ドラッカーが愛用した言葉ですが、この言葉を作ったのは、シュンペーターです。
そう、「アントレプレナー」という言葉を作ったシュンペーター。


「イノベーション」は多くの場合、現在「技術刷新」などの意味で使われています。
しかし本来の意味は、あまり知られていませんが「新結合」です。


つまり、何かを「変えるchange」することではなく、「結びつけるlink」に近いと
思います。哲学的に言えば「止揚aufheben」に近いでしょうか。

もの(思考)ともの(思考)をくっつけて、世の中にない役立つ(価値ある)もの(思考)を
生み出すというのが、「イノベーション」でしょうか?


先日、京都学園大学でアントレプレナー論で講演させて頂いたときにも、
この話は取り上げました。実は誰もができることがイノベーションだと思うのです。
イノベーションといえば、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズ、本田宗一郎などの
専売特許ではなく、誰しもが持っている「ものごととものごとを結びつけて考える」
という能力そのものです。

私は、サラリーマン時代(二年だけ経験しました)に、この訓練を徹底的に自分に
課しました。課さざるを得なかったのが実際です。なぜか、朝礼の3分スピーチに
私ばかりが当たりました。そのうち話す内容が本当になくなるので、考えるように
なります。その日の新聞のネタを話するだけではおもしろくないので、自分の最近
体験した事柄と結びつけて話をしたり、更に一歩踏み込んで、新聞のネタと、
お客様からの話を組みあわせて新しいサービスを朝礼時間に提案したりです。

本当に1週間に2~3回あたっていたので、2年間と言っても合計で150回~200回
以上は当たっていたことになります。これくらいの頻度で当てられれば、
「今日も当てられるのでは・・・」、かえる電車の中でも「明日は当たるのでは・・・」と
思えてきます。そして考えます。今振り返れば強力なイノベーションの訓練を毎日
朝礼に向けてしていたことになります。

その御蔭で私の中では「もの」と「もの」を結びつけて考えるという思考が身についたと
思います。これこそがイノベーションであり、そしてアントレプレナーに必要な素養だと
私は思います。いくら知識いっぱい、経験いっぱい、技術いっぱいであっても、
それを応用したり、そこからなにかを創造できないのなら、本当にもったいない。


スティーブ・ジョブズ氏(アップル創業者)は、「イノベーション」について、
「モノを売るな夢を売れ」的なことを言っています。
そのために最も必要なことは「情熱passion」であるとも。



我が社パシオの社名の由来は、passion です。
情熱を持って働ける若者が増えればよい世の中になると、いまから8年前に信じ、
立ち上げました。いまなお情熱は失われていません。
政治の道を進みながらも、社会を変える、若者が働きやすい社会を創るという
思いは一層高みをめざすようになっています。10年前に新社会人になったとき
よりも、8年前に会社創業したときよりも、夢やビジョンへの距離は確実に微々たる
ものにしろ近づいてきているのが実感できるのです。



iPhone は革新的で長年の研究が活かされたものだと思いますが、全く新しい
技術が使われてはいない。やはり、新結合innovation が生み出したもの。


これからの社会を生き延びるためには、そして一人一人が幸せな人生を歩むために
最も必要なことは、私は「イノベーション」だと思う。


この能力は高めることができる。私は実際、2年間でその基礎を学んだ。
物事と物事を結びつけて新しい価値を生み出すだけだ。

しかしこれは難しい。

将来、起業をしたい人のためのスクールといったら大げさだと思うけど、
そうしたものを創ってみたい。
25歳くらいまでの起業をめざす若者と多く出会いたい。
(25歳までならまだやり直しがきくので)


やることは単純。
テキストや新聞の読み合わせと、イノベーションの訓練。
これだけで大きく成長できると私は感じる。やりませんか?


                          情熱を胸にICON179

Posted by 藤井哲也 at 20:28│Comments(0)情熱(私の思い)
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