〈官民共創〉と〈氷河期世代支援〉に取り組むパブリックＸ社長「藤井哲也」のブログ

先日は野村證券さんが開催されたＩＰＯ塾にふと感じるところがあり、

参加してきました。第１部は昨年ヘラクレスに上場された

シナジーマーケティングの谷井等社長の講演でした。

「経営戦略としての株式上場」というテーマだったのですが、

阪神大震災で友人をなくし、生命の小ささを感じ、一日一生の

気持ちで取り組んでいかねば、いまやりたいことはやっていかねば

との思いから事業をはじめられたところから、現在に至るまでの

お話を聞きました。阪神大震災の時の経験が事業をはじめるきっかけ

になったのは、のぞみの藤田社長も仰っておられましたが、

やはりその日その日を大切にし、一生懸命生きるということ、

一生のうちにできることはしれているし、もっともっとがんばっていかねば

ならないということ、私も創業以来ずっとそのような気持ちを持ち続けて

いますが、そのことを改めて感じました。

そして感動しました。


なかなか感動できる話はこうしたセミナーでは少ないのですが、

すんなりと心に入ってくるものでした。


そして谷井社長は言っておられました。「上場は信頼性を得るため」のもの。

であること。上場してお金儲けしようという気持ちはあまりなく、上場しても

やることは昨日と変わらない、そうした気持ちで上場を目指した。大手企業

に営業で負けるのはやはりとにかくも信用性であり、それをひっくりかえすため

取引先の部長や役員を動かすのは、信頼性というもの、それを痛感し、

上場を目指したとのこと。上場を目指して２年で結局は公開されたわけですが

思いさえあればやはり夢はかなうものだとおもいましたし、そのためには

志と綿密な計画が必要になってくることもあらためて感じました。


最後に成功のために５つのことばを引き合いに出されました。

　　　あ　　案（ビジネスアイデア）
　
　　　い　　員（人材）

　　　う　　運

　　　え　　縁

　　　お　　恩


たしかにそのとおりかもしれません。

私も株式公開に向けたモチベーションが一気に高まった講演でした。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　情熱を胸に