2008年08月12日
辞める7つの理由:Reason#5-2

■Engagement Practice#5
Involve employees and encourage two-way communication
when designing new pay systems
新しい賃金システムを導入する時は、従業員を巻き込み、
双方向コミュニケーションを行うことが大切であるということですが、
多くのコンサルタントが新しい賃金システムを提案しています。
そうした時に逆に離職が起こることが多いのが私の印象です。
答えは現場にあるというのが賃金システムを変更する時の
最大の回答ではないかと私なりに感じます。
■Engagement Practice#7
Monitor the pay system to ensure fairness, efficiency , consistency, and accuracy
賃金システムが公平にまわらなければその賃金システムへの忠誠や愛着はいずれ
薄れてきて、離職要因となってしまいます。効率的にまわっているのか、などもそうです。
モニタリングすることとして、賃金システムがきちんと使われているのか、
主観評価は仕方がないにしても、能力定義があるならばそれを踏まえてなされているのか、
そしてその効果はどうなのか?モチベーションや離職危険性を高める賃金システムである
ならばそれは賃金システムとしての機能を備えていないといえます。
■Engagement Practice#7
Create a culutre of informal recognition founded on appreciation
私は人事制度の中でいかに人を評価するのかよりも、やはりこれがポイントだと
思うのです。いかに非公式な承認をすることができるのか。これは制度というよりも
まさに「culutre」だと思います。そしてそれをcreateしていくことができるのは、
社員側ではなく、経営者であり、経営幹部から発信していくべきことだと思います。
そうした文化がある組織では、きっと離職危険性は低いはずです。
■Engagement Practice#8
Make new hires feel welcome and inportant
新しい社員が入ってくることを歓ぶ社風は非常に大切です。これは私も同感です。
2つの側面があり、1つは新入社員。
単純に自分たちが必要とされていることを理解し、そして居場所があることを知ります。
2つ目は既存の社員。
自分たちの新人時代を思い出しますし、人を大切にする組織であることを再認識できる
からです。
情熱を胸に

Posted by 藤井哲也 at 21:57│Comments(0)
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