2008年08月24日
辞める7つの理由:Reason#7-2

■Engagement Practice#2
Back up words with actions
日本にも言行一致という言葉がありますが、やはり言葉と行動が伴っていなければ
信頼や信用を得ることはできません。これは世界共通していえることではないかと
思います。リーダーとしての条件はやはり自分で行ったことをきちんと守り、そして
正義感を持って物事に取り組む。ということではないかと思います。そうした言動を
部下や社員は気づいていないところで良く見ています。それは確実です。リーダーにとっては
一対Nなのに対して、部下や社員にとっては一対一なのですから。
■Engagement Practice#3
Place your Trust and confidence in your workforce
仕事を任せるということもリーダーにとっては信用や信頼を得るための条件では
ないでしょうか。任されているということを感じた部下や社員はどのように感じるでしょうか。
自分のことを信じてくれているという感覚からその上司に対して信頼感をますでしょう。
決してこれは放任ではありません。放任であれば逆に信頼感は損なわれてしまうかも
しれませんが、マネジメントを伴った裁量権限の付与であるならば部下からの信頼は
増大するでしょう。リッツカールトンは自らのバリューによって現場社員に対してお客様への
判断を一任しています。そうした姿勢はリーダーへの信頼関係の構築を促進するでしょう。
しかしながら課題があるとすればやはり現場の能力の高さです。どのくらいのボリュームで
どのくらいの権限を与えるのかが最大のポイントになって来るでしょう。
これで一応この本からの紹介は終わります。
次は本からの抜粋ではなくて自分自身のリテンションマネジメントに関する概念的な考え方を
ご紹介したいと考えています。
情熱を胸に

Posted by 藤井哲也 at 22:50│Comments(0)
│リテンション(人財定着)
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