2007年09月30日

会社設立4周年を迎えて


昨日は2003年9月29日に会社を作って丸4年の日でした。

4周年記念です。


よく4年間も会社が持っていると思っています。

3年以内に8割程度のベンチャー企業が消えていくという

状況の中、残りの2割に残れているのはある種奇跡的なものだと

さえ感じています。

2周年のときに3周年の日を迎えられるのか、本当に心配だった

のですが、なんとか3周年の日を盛大に迎えさせていただくことが

できました。そしていままた4周年の日です。


4年というのは短いようで非常に長い、そしてかなり短い時間だと

思います。人生80年のうちの20分の一もこの期間にすごしているの

ですから。




多くのご支援を頂きながらここまでやってくることができています。

これからもそうした期待とご支援を裏切ることなく、堅実に経営活動に

励んでいきたいと思っています。個人的にはまだまだ成長していかなければ

ならないと思っていますし、「自信と謙虚さ」を両立させられるレベルには

到底到達していないと思っています。会社の規模だけは少しずつですが

大きくなってはきていますが、正直なところ、このくらいすぐにつぶれてしまうと

思います。社会的信用を喪失した瞬間、その会社は終ってしまうでしょう。


決断もいろいろとしていかなければなりません。もはや創業期ではないのです。

あたらしい展開を進めていくためには、現状ではいけないとおもいますし、

どんどん変化していかなければなりません。会社を大きくしていくに当たって

私自身が追いついていかなければならないでしょうし、スタッフはじめ

成長についてきて欲しいと思います。


4年目を迎えられたことは奇跡です。

偶然はそんなに長続きはしないでしょう。これまでは本当に運が良かったと

思います。まだまだ実力不足なのでこれからの1年間は無理にでも、

事業規模を拡大させて利益確保を考えていきたいと思います。


それからでしか、情熱を持った若者社会作りへの貢献はできないでしょうし、

時間も限られてきているはずです。


5周年のときに会社が残っているならば、5周年記念のパーティを開催できればと

思っています。宜しくお願いします。

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Posted by 藤井哲也 at 12:00Comments(0)情熱(私の思い)

2007年09月29日

PASIO物語【30】

人事の勉強を始めた当初は成果主義人事についてまさに

多くの企業が取り入れようとしていた時期であり、そしてその弊害も

同時にささやかれ始めていた時期でした。


知念先生は60年代、70年代にはやった人事制度を勉強したほうが

かなりいいということをおっしゃっていただけました。人事制度というものは

実はこの30年間、40年間ほとんど進歩していない、本質的なことを勉強せずに

新しいことを覚えてもほとんど効果は無い。実際に学ならば職能等級制度が

生まれた時代、日本の戦後の人事制度がようやく固まり始めた時代のことを

勉強しなければならないと。


当時はコンピテンシーが隆盛していました。私もスペンサー兄弟が書いた

本などを読んだり、実際に実践してみたりしましたが、知念先生は愚直でした。

そしてコンピテンシーはあまり意味が無い、職能等級制度を勉強しなさいという

ことを繰り返されました。ある企業で人事制度を再設計する機会を頂きました。


安全器具の世界的企業です。


あらたに年功的な制度を改めて職能等級的な制度を導入したいということでした。

3回くらいのヒアリングの機会をいただき、2005年10月頃にその企業の新しい

人事制度が完成したのでした。


その2ヵ月後、その会社の創業者がなくなられました。

12月3日、お別れの会に参加し、頂いたその創業者の方の功績をたたえた

書籍の中にひとつ言葉。



              天 空 海 闊



天空のように、そして大海のように、心を闊く(ひろく)もって生きなければならないー



その創業者が死の床で書き残した言葉です。

経営者にとって最も重要なことは、大局観を見ること、空や海のようにひろい

心を持って赦し、そして認めること、そして眺め、動くこと。


2005年もくれようとしていました。

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Posted by 藤井哲也 at 20:20Comments(0)

2007年09月29日

ころすけ


このブログ 情熱的でかつ闘争心あふれるブログ の私のハンドルネームは

「ころすけ」といっています。

闘争心と情熱的という言葉とはあまりに連想されにくいネームであるということを

よく聞くのですが、ころすけの名称には特別こだわりというものがありませんので

別に変えてもいいのですが、別に変える必要もないと思うので変えていない状況です。


ころすけ 

漫画のキテレツ大百科というものがあったと思うのですが、その中に出てきていた

ロボットというか仕掛け人形のようなものがころすけでした。

とにかくコロッケが大好きなところは私に似ていると思いますが、

あと顔が丸いところも・・・ころすけにハット思いついてしたのは

なんとなく発明家でありたいなぁとおもったところからです。

何かを発明したい。

世紀の大発明を通じて人の生活を豊かにしたい!そして

人間の社会生活そのものを変えてみたいと思っているからです。

当然かなり難しいと思いますが。

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Posted by 藤井哲也 at 01:56Comments(0)情熱(私の思い)

2007年09月28日

PASIO物語【29】


代表者であるフジイは立命館大学法学部を2001年に卒業しています。

たまたま創業して間もない時期、2003年12月頃に一冊の本と出会いました。


「人材採用のための面談・面接の進め方」という本です。

著者はのちにパシオの顧問となる知念実氏でした。



知念先生との出会いは私が本を読んで2003年12月当時に考えていた

内定者フォローについての記事を発見したことで、

いろいろな文献や先生の資料を集めていたのですが、内定者管理について

書かれた本というのは2003年当時のような就職困難期ではなかなか少なく、

ほとんど無い状態だったのです。そうした中で多くの人事関連書の中で

ただ一冊だけ内定者管理について書かれていたものが知念先生の

本だったのでした。


早速、教えを請いたいということで、便箋に自筆でぜひあってもらって今後

いろいろとご教授いただきたいという旨を記しました。たまたま知念先生が

立命館大学法学部出身ということも本のプロフィールのところに書いてあり

ましたので自分も同じ学部出身であることを書きました。

これほど著名な先生に手紙を出してもきっと帰ってこないだろう、正直言って

なにか返事が来る可能性というものは5%程度だと思っていたのですが、

2週間ほどたった頃、電話が鳴りました。そう知念先生だったのです。


それから宝塚にある知念先生の自宅を訪ねました。半年の間にどれほど

足を運んだかは分かりませんが、1ヶ月のうちに3、4回は訪れました。

そのたびに示唆にとんだアドバイスと、人事実務者として必要な心得を

教えていただきました。


その後、先生からは様々な企業の人事のお仕事を頂きました。

中にはたいへんタフなものもあり、人事制度を一から構築しなおすようなものも

ありました。若干25歳、26歳程度の若造にそこそこ大きい企業の人事制度や

退職金規程の改訂などできるわけがありませんが、知念先生はそうした機会を

与えてくださったのです。すべてがはじめてのこと、必死で勉強をしました。

人事の勉強はかなり奥深いものがありました。

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Posted by 藤井哲也 at 23:05Comments(0)

2007年09月28日

PASIO物語【28】


会社はなんとか無事に2周年記念を終えることが出来ました。

参加してくださった皆様には心から感謝申し上げます。

10月に入ってからは、WORCAFEだけでは求人を拾いきれない

ということと、さらにたまたまジョブカフェ経由で京都府から

就職イベントで活用する情報誌を用意して欲しいという依頼を

受けたので、ジョブカフェ用に冊子を作りました。


京都商工会議所からは学生ベンチャーを育てていきたいということで

あらたにイベントをみやこめっせで開催された際に、お手伝いさせて

いただいたり、株式会社のぞみさんの伝手で国連のレセプションに

参加させていただいたりとこれまでにないような人たちとの出会いが

ありました。


ジョブカフェからの依頼によって、求人情報サイトの一覧冊子を

つくるということになりまして、リクルートやディップ、毎日コミュニケーション

学情、マンパワージャパン、アデコキャリアなど様々な企業の情報を

掲載しました。このジョブカフェの情報誌がパシオで始めての紙ベースの

情報誌となりました。


2005年12月3日 京都商工会議所が主催するビジネスモデル交流会が

またありました。

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Posted by 藤井哲也 at 21:27Comments(0)