2009年08月19日

ベンチャー企業で働くことで得られること



おはようございますicon01 藤井です。

本日も宜しくお願いいたします。



さて、先週もそうでしたが、インターンシップをわが社は良く受け入れます。

わが社の雰囲気の活性化にもつながりますし、来てくれるインターン生にとっても

少しでも役に立てればと思うからです。



ベンチャー企業を7年間やってきて思うのですが、確かに大変なことや

耐え忍ばないといけないことも多いように思います。大手企業のブランドで

飯を食っている人にはわからないとは思うのですが、自分自身の力でモノを

売ることは大変な難しさがあります。リクルートという会社にいる人は

決してその人がすごいのではなくて、リクルートというブランド力、信頼力、

商品の強さに魅力があるのであり、決してその人からモノを買っているわけでは

ありません。リクルート出身者も同じです。リクルート出身者というブランド力、

信頼力があるからこそ成立するのです。そうしたことを誤って起業をすれば

ぼろもうけできるという思いで起業してしまえば大きな失敗から自己破産に

至るでしょう。



ベンチャー企業で働くということは、そうしたことを知り、自分で疑似体験することが

できる貴重な経験です。大手企業から独立する人はおそらく成功する可能性は低いでしょう。

それはベンチャー企業の真の厳しさを知らないからです。



何もないところからモノを作り上げていくというのは、簡単なようで非常に困難です。

わが社もいまだそこで苦しんでいます。一発屋としてベンチャー企業を捉えている

人がいるならば、完全に勘違いですね。一発屋は瞬間的に儲かっても、バブルとともに

消え去っていきます。

一発屋とベンチャーは異なります。(といいつつ、わが社もいつ消え去るかわかりませんが)



ベンチャー企業で働けば、給料は大手企業のように得られるものではありません。

自分で自分の給料は稼がなければ居場所はなくなります。そういう雰囲気です。

ベンチャー企業では、時間通りに働いて、仕事が終わっていないのに帰るバカは

いません。そういうものなのです。土日も仕事があるならば、それは会社が強制

するものではなく自分の自己判断のもと出勤するものでしょう。

そうしなければお客様のニーズに応えることはできませんし、そうした一つ一つの

細かいことができずして社会変革のようなことなどできるわけがありません。




ニーズがなければそれを創出すればいいだけです。

ニーズは自分で創る。

この発想なくしてベンチャーでの経営、営業は難しいでしょう。

待っていてもなにも来ないのです。




そうした厳しい環境の中で敢えてベンチャー企業で働くことを選択する人は、

きっと「貴重な経験」を自分の報酬にしているのだと思います。

20代でフツーの会社に入って得られることははっきりいって限られています。

しかし、人生で目標や使命を持っている人ならば、ただ平凡に一生を過ごす

というのではなく、自らのキャリアに目標設定し、何歳までに何をしなければ

ならないのか、夢と目標を持つのです。20代でやれることは経験を積むことです。

他人が30歳半ばにして管理職になったとき、すでに管理職経験はもちろん、

経営的立場を経験し、事業創出を現場で行い、財務とのバランスを取ることを

やっていればこれほど大きな経験はありません。その会社でしか通用しない

専門用語の中で一生を過ごすよりかは、私はもう一度生まれ変わったとしても、

おそらくベンチャー企業を選ぶと思います。おもしろいからです。


若者が情熱を持ってイキイキと働ける社会を作ること、

日本からホームレスをなくすこと、

世界から飢餓をなくすこと




フツーに生きていればおそらくできないと思います。

今は収入が平均的なサラリーマン以下でも、経営的立場にいる限り

年収だけ見ても1億円が不可能とは思えません。

やればできるような気がします。


20代をベンチャー立ち上げに使い、30代では成功し、

そして40代からは社会貢献活動をやっていくという思いが

あります。とてものほほんと50歳までサラリーマンで、なにも

目標がなく、そこからやることを探してのんべりと老後を過ごす

というのは何の面白みもありません。それが良いというのであれば

全く否定はしないのですが、それは死生観の違いです。



私にはやらねばならないことがあります。

早く事業を成功させて、早急にそうしたことに取り組まねばと思います。

しかしこの調子であればとてもあと10、20年ではできません。

一刻も早く、事業を成功に導くために、そのために一日一日を

有効に動いていかねばなりません。加速しなければと常々

思います。



ベンチャーは決して楽なところではありませんが、

そんなところで働く人やそんな会社とつきあう人との出会いの

日々、毎日の新しいことが生まれる楽しさ、おもしろさは倍どころ

ではないでしょう。




ベンチャーであるならば、ガンガンにやっていかねばならないと感じます。


                        情熱を胸にICON179



ベンチャー企業で働くことで得られること

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Posted by 藤井哲也 at 08:30│Comments(0)情熱(私の思い)
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