2007年12月14日

2004年11月30日の日記から

私がはじめて「リテンションマネジメント」と言う言葉をブログで使ったのは

どうやら2004年11月30日のようです。

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私の会社の事業コンセプトは「リテンションマネジメント」

簡単に言い換えれば、「早期離職の抑制・社員の定着」です。

ダイヤモンドの発表した記事によると、新卒内定者のうちのおよそ6割が
もともと転職するつもりで入社するとのことらしい。

転職する理由は千差万別である。
人間関係に疲れた人、就業条件の厳しさに負けた人、営業成績が悪くて
負け犬的に辞める人、家庭の事情で仕方なく辞める人、
など。

ただ6割の人はそのようなことをもともと想定していない。
彼ら彼女にとっては、そのような自分は想像できない。
転職するだろう理由はおそらく、「キャリアアップ」のためである。

だが残念ながら、いわゆるキャリアアップというものができる人は、
全転職者のうちの1割もいないはずである。

なぜならほとんどの人(およそ9割)が違う業界であり違う職種に
転職しているからだ。

また1からやり直すのに、キャリアアップどころではないだろう。

だから自分の中で次のステージに進めるだけの確信がもてて初めて
行動する方がいい。と思う。

就職活動で自分が重視する項目の一つとして、多くの中から、
「安定性」や「長く勤められそう」という一般的にネガティブなものを
選択してもいいのではと思う。

                     情熱を胸にICON179

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今から3年前の文章だが、自分で言うのもなんですが、

今から見てもそれほどおかしな文章だとは思いません。

それよりもより分かりやすくかけていると思っていいます。



このあと翌年2月にはリテンションをテーマとしたはじめての

セミナーを開催して大成功しました。リテンションマネジメント

について05年4月には「人事実務」に執筆の機会も頂きまして

そこからこの分野について本格的な事業展開が始まりました。


それから3年が経ちますが、この分野のおもしろさはますます

ましてきていますが、その反面事業をやっていてその限界も感じます。


しかし、実はこれを逆手に取った新しいビジネスが存在もしています。

まだこれについてはほとんど事業化がなされておらず、基礎研究も

されていないと私は見ています。リテンションの次にくるものについて

私なりにはなにか確信めいたものをもちはじめてきました。


                       情熱を胸にICON179
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